医学部入学については、すべてリニアの敷くレールに乗ってください。他になにもしてもらうことはありません。これは断言できます。ただし、今まで習ってない高度な内容に出くわすことも多いでしょう。でも、その高度な話というのはそれを理解しておくと、普通の人ができない問題が取れるのですから、私たちも触れざるを得ないのです。
●「日本語と英語の構造上の違いを踏まえた高度な和訳」(英語)
●「斜回転体は傘型積分が有効」(数学)
●「ヨードホルム反応ではCHI3とともにカルボン酸のナトリウム塩が生成」(化学)
これらの高等技術は医学部受験の合否を左右する大きなポイントなのですが、ひとりひとりの理解を確認できる少人数教室が手法の定着に適しているのです。少人数制というと家庭教師の延長のようなものを想像しがちですが、リニアの少人数教室は、それとはまったく対極にあります。独自のテキストに沿って医学部入試に直結する授業が、黒板上で、目の前で展開されるのです。生徒にとっては、“疲れる”授業ですが、効率の高いのは言うまでもありません。
医学部受験を知り尽くしたトップクラスの講師陣が入試傾向を徹底分析。
最短で医学部合格を目指す指導により先輩達もスタート地点ではリードされていても入試では逆転して合格を勝ち取っています。
そんな最高の環境をぜひ体験してみてください。
生徒諸君は、まず授業の予習と復習に全力を注いでください。リニアの授業は、未習者・既習者にかかわりなく理解してもらえるよう、どの教科も基本レベルからスタートします。テキストも問題の羅列ではなく、基本事項を丁寧におさえたつくりになっています。ただ、どの講座も前期・基礎シリーズで全範囲を学習し、後期・実践シリーズでさらにそれを鋭角化する、というカリキュラムですから、リニアの授業にはスピードが要求されています。医学部合格というゴールを目指してハードな課題をひとつずつこなしていく事になりますが、医学部入試で“使える”程度にまで習熟できない人が出てくる可能性はあります。そんな場合、リニアでは「個別指導」で対応します。
リニアの「個別指導」では、2~3名の人を対象に講師が個別に指導します。漠然と残って勉強するというパッシブな指導ではなく、専用のテキストを作成し、一定期間内に目標課題を克服します。
リニアのテキストは、長年蓄積された豊富な情報を駆使し、医学部受験に精通した指導講師が徹底した研究と分析で毎年作成しています。
これも開設当初から変わらぬ姿勢で、密度の高い即応教材は他校の追随を許しません。
多くの合格者からの声として「他の参考書や問題集は不要」と言わしめる所以です。
大学入学と同時に生涯の職業が決定される医学部入試は、当然、一般大学の入試とはその性質を異にするので、出題に大きな特色(時には偏向)があります。医学部進学予備校に求められるのは生徒個々の特質を当該医大の入試傾向にマッチングさせて、補欠でもいいからとにかく医学部に合格させることなのです。そこで、「医学部入試のとらえ方」と「そのとらえ方が一貫して反映されている授業」が医学部進学予備校の格付け要素となります。むやみに個人指導を受けさせる予備校、時間割に小論文や面接を多く組み込んで、赤本の転写でテキストを作っているような予備校は、この格付けでゆくとランク外になります。
リニアのとらえ方は明快です。
理科
理科(2科目)は8割をとる。現象の正しい認識からすべては始まる。合格者は必ず理科で高得点を取っている。「理科」が『必要条件』であることを認識してほしい。
数学
数学は、目標校の解答手法を“頭”ではなく“手”に覚え込ませる。医学部数学は頭で解くものではない。受験前には“反射的”に解法が頭に浮かぶようでなくてはならない。50パターンほどの基本形さえ知っていれば、できる・できないは類題を当たっているかどうかに帰します。もちろん、その類題はリニアが提供します。
英語
英語は構文の解析力をつけることを主眼とする。単語力のみに頼る英語では医学部では勝てません。“勘”で長文を読んでいる人は医学部英語のハードルは越えられない。文法やイディオムの出題が多い医学部もありますが、それもその文の正しい意味がつかめてこそ正解に達するのです。リニアの英語の授業は、文章を解剖し正確な意味をつかむことからスタートします。関西医大のように、速読を求められる英語であっても、文全体を把握できるようになるにはまず、この解剖という操作が必要なのです。
構文が読みとれれば次に求められるのは読解力です。医学部ではよく狙われるトピック、例えば「N.D.E.(臨死体験)」や「terminal care(末期治療)」「aging society(老齢化社会)」などについては見識を深めておくことが役に立ちます。
リニアの授業では医学部の固有名詞が頻発します。
●「兵医は難化傾向。時間には気を付けよう」(英語)
●「大医の証明問題は数学的帰納法と平均値の定理に要注意」(数学)
●「近大の有機のひとひねりに敏感に反応しよう」(化学)
個々の医学部の傾向を授業に反映する こういう話を毎回授業で聞かされると、いやが上にも意識は高揚し目標とする医学部への対処法が身についてゆくのです。リニアには医大の名を冠した講座、例えば「兵医対策数学」や「大医・関医対策講座」がありますが、それ以外の講座であっても、演習問題はすべて国公立・私立大医学部の問題をベースにしたものです。一般の予備校とはちがう、医学部志向の予備校なんだ、ということを実感してもらえるはずです。
近年、私大医学部の難化現象によって、本来私大を目指す人が国公立大をも視野に入れる、というケースが目立ちます。事実、私大で善戦しうる学力の持ち主であれば、国公立大に合格できる可能性もあるのですから、リニアは、この併願受験を奨励しています。「センターに手をのばして、肝心の英・数・理が手抜きにならないか?」との懸念もありますが、その判断は私たち指導をする側に委ねていただきたいのです。無理だ、と判断すれば当然ストップをかけます。ただ、全国にまたがる国公立大医学部はセンター入試のアラカルト色が強く、二次科目もマチマチです。さらに、私大同様に二次試験には各校に顕著な出題傾向があります。後期入試をも含めた出願校の決定、さらには二次対策に入念な準備が必要なのは言うまでもありません。リニアの時間割は、9:00~17:50の時間帯に医学部対策講座(英・数・理)が設けられ、国公立大医学部を併願する人に向けてセンター対策国語を16:20~17:50に、週1回開設しています。社会については、後期から要望に応じて講座を設けますが、医学部を受験する人で日本史や世界史を選択する人は皆無でしょうし、地理や公民は自分で短期間でやれるくらいの人でないと、国公立大医学部は狙えない、というのがリニアの基本的な姿勢です。