基礎といっても、必ずしもやさしいということではありません。医歯系入試に対応できる力をつける土台づくりなのです。英語でいえば構文の解析力であり、数学でいえば公式の適用力ということになります。このシリーズではウロ覚えの部分、はっきりとわからない箇所を徹底的に直していきます。テキストの予習と復習、それにリニアが提供する家庭学習課題を毎日欠かさずにこなしてください。積極的に質問するタイプでなくても、「これだけは、どうしても聞いておこう。」という雰囲気をつくりだします。このシリーズでは自分の弱い所を臆せずに表に出してください。
英語
共通講座 | 英文法 | テキストに沿って、前期で医系英語の文法をすべて講義。また、文法を通して徹底的な論理的思考を身につける。 |
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英構文(作文) | 英文を精読するための構文分析力を養成する。また英作文の解答作成能力をアップさせるためにも頻出の構文は丸暗記したい。 | |
実戦英語 | 早い段階から過去の分析を行い、実戦的な入試対応能力を身につける。 | |
英長文 | 高度なパラグラフリーディングの習得を目指し、4択問題だけでなく、記述問題の高い解答能力育成を目指す。 | |
英語テストゼミ | 関東圏を含む全国医歯系の今年の入試問題に、指定時間内で挑戦する。翌週に添削・採点し返却。 | |
【A】コース 必修講座 |
総合英語β | 医事的内容で設問が多岐にわたるものが多い。論旨をフォローできる論理性を培う。重要構文を含めた英作文も補強。 |
【A】【B】コース 必修講座 |
英長文読解 | 高度な内容の英文を速読できるように演習。整合性をもつ日本語訳を心掛けてください。 |
【B】コース 必修講座 |
総合英語α | 医学部英語に見られるオーソドックスな設問を用意。文法・語法・アクセント・並べ替え・正誤等、総合的に講じる。 |
【C】コース 必修講座 |
基礎英文法 | これまでの英語を苦手としてきた人に「なるほど」と納得してもらえるような解説を行い、文法アレルギーを克服。 |
数学
共通講座 | 数学テストゼミ | 今年の入試問題を一切手を加えず、ナマのまま指定時間内で。やさしめの医歯大問題からスタート、翌週に添削・採点し返却。 |
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【A】コース 必修講座 |
数学β Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 数学αの内容を軸とし、前期より実践問題の演習を強化する。近年の医学部問題にも対応できる力を育成する。後期からは、国・公立二次対策を踏まえた発展的問題に着手し、より数学の得点力を高める。 |
数学β A・B | ||
【A】【B】コース 必修講座 |
難関数学 Ⅲ | 主として数Ⅲを扱い、大医・関医、さらに国公立医大への対策授業。90分で5題、年間150題を完全にモノにすることを目的とし、重要問題は全て網羅。 |
頻出数学 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 主として医学部に頻出の良問を解答解説。便利な手法も伝授します。医学部で差をつけるには数学です。ハードですが多数の問題に慣れていただきたい。 | |
頻出数学 A・B | ||
【B】【C】コース 必修講座 |
数学α Ⅰ・Ⅱ・(Ⅲ) | 方程式、不等式、関数、三角比、指数、対数、平面図形と式、微分、積分等を全範囲単元別に演習。数Ⅲの極限、微分、積分も詳しく解説。 |
数学α A・B | 平面幾何、確率、数列、個数の処理、ベクトル等を全範囲単元別に演習。円の性質、二項定理、漸化式数学的帰納法も網羅。 | |
【C】コース 必修講座 |
基礎数学 Ⅰ・A | 数をこなすより受講者が理解することに重点を置いて、重要項目をひとつづつ消化してゆきます。どんなことでも、意欲的に質問してください。 |
基礎数学 Ⅱ・B |
理科(国語)
共通講座 | 化学 Ⅰ・Ⅱ | 前期はテキストを使って全範囲を講義形式で演習。 |
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理論・無機化学 | ||
必出有機化学 | 医歯系入試化学に特有の生化学の強化演習。 | |
理科テストゼミ | 化学を軸に、今年度の入試問題を実践。翌週に添削・採点・順位付けをし返却。 | |
選択講座 | 頻出数学 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 前期はテキストを使って全範囲を講義形式で演習。 |
頻出数学 A・B | ||
選択講座 | 基礎化学 Ⅰ+Ⅱ | 未習者または苦手な人への単元別講義。 |
基礎生物 Ⅰ+Ⅱ | ||
基礎物理 Ⅰ+Ⅱ | ||
センター国語 | 現国・古文・漢文の基本事項の整理と問題演習。センター受験者が対象。前期は評論・小説からスタート。 |
4月~6月
7月~8月
今年の入試問題をベースにした単元別演習の講座。基礎シリーズで頑張ってきた人は、ここで1年前とはちがう自分を体感するでしょう。同時に、基礎シリーズでの、“積み残し”を発見するかもしれません。医大入試をつかみ、客観的に自分の位置を把握できるからです。この時期はひたすら問題を解くことを課題にしています。
9月~11月
前期に比べると、授業のスピードはグッとアップします。長文が2題から3~4題へ、数学が5題から6題へと。前期で基礎固めができているからです。この時期にリニアでは大学別の特色を踏まえ、前期~夏期で培った力をさらに伸ばし入試本番のレベルに達することを目標に万全の態勢を整えていきます。過去問を十分に分析した講師陣が「必要十分条件」の講義を繰り広げるので、授業をこなしていくだけで確実に合格へと近付いていきます。
12月~1月
医・歯入試は難化する一方ですから、やや難易度の高い予想問題をテキストとして演習してゆきます。この予想問題は、リニアが総力を結集し、大胆に作成するものです。「落とせない問題」の再確認を徹底するのはもちろんのこと、「差のつく問題」の演習と解説も十分に行い、高倍率の入試を勝ち抜く実力をつけます。ひとりひとりに対して、まさに学力の最終チェックを行います。これまでやってきたことの確認が主となります。また入試を直前に控え、気力の充実=自信も、この時期には欠かせない合格要素となります。
リニアでは精神面でのサポートも、惜しむことはありません。